租界に生きる人の気持ち 

◆子供時代の家庭環境は、その後の人生に大きく影響する。

TVerで1月31日に放映された「ザ!世界仰天ニュース」を、朝からみました。殺人罪で時効(15年)寸前で逮捕された福田和子に関する逃亡劇を描いていました。1月31日の風呂上がりに、たまたま日テレにチャンネルを合わせると、福田和子が金沢に逃げるシーンが流れていました。そう言えばこの事件については詳しくは知っていなかったと思いつつ、2時間の特番で23時前まで続くことがわかった時点で、週末にTVerで見ることにしました。荷造りを終えて、東京の自宅に帰るまでに単身寮で、どうしてもやっておく用事が珍しく今日はなかったので、8時過ぎに最初からみることにしました。

見終えて一番に感じたことは、「子供の時の家庭環境は、子供の人生にとても影響する」ということです。和子の母親は、夜の仕事をやっていて、母親の愛情をろくに受けることなく育ったとのこと。そのような子供の時の経験から、自分の子供にたくさんの愛情を注ぐ一方で、愛人を持つという裏の顔を持つ生活をする。獄中で接見した女性には、「日の当たる道しか知らない人には到底分かりようがない」とのこと。確かに、そうなんだと思います。
自分の娘も中2になり、かつ単身赴任のため週末しか顔を合わせなくなり、親子の会話自体はめっきり減りました。ただ、少なくとも娘が成人になるまでは、日のあたる道で堂々と生活していける環境を提供しないといけない、と強く感じました。