■事実:格差社会スパイラルを読んだ。
◆発見:情報伝達とコミュニケーションを区別することが大事。
●教訓:生の会話を第一としろ!
★宣言:私は会話です。
(株)コーチ21代表の伊藤守さん(山田昌弘氏との共著)の新刊ということで購入しました。格差社会とコミュニケーションを軸にしてどう話が展開されていくのか興味深々で読みました。
一番印象に残ったところを話したいと思います。一章で「ケータイの弊害」について述べてます。伊藤さんは「人を信じる」ということが失われていると言ってます。そして、山田さんは、「平気で約束破りする(守れないかもしれない約束をする)ので人からの信頼をなくす」とさらに追言してます。
この本を読んだ後、人と会う約束があって都内を移動してました。「13時、新宿駅」待ち合わせ。5分くらい遅刻しそうになってました。でも、ケータイがあるから遅れても大丈夫!みたいな安心感を持っている自分が確かにそこにいました。まさに本に書いてある通り。このあたりの妙な安心感を得るかわりに人からの信頼を失っている、ということを肝に銘じながらケータイを今後利用します。
格差社会スパイラル コミュニケーションで二極化する仕事、家族
- 作者: 山田昌弘,伊藤守
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2007/03/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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