アニメキャラクターのパワー

◆架空の人物も、力の源になる。

昨日(4月26日)の22時からみたNHKドキュメント72時間が、今までになく印象深かったので、ブログに書き留めることにしました。今回は池袋のアニメグッズの買い取り店が取材場所でした。娘の趣味が色々なアニメ・マンガのキャラクターグッズ集めで、娘の部屋はグッズだらけですごい状態!になっています。その辺りの背景もあって、一体どんな人が、ここにグッズを売り買いに来るのか興味深々で観ました。10代や20代の若い世代だけでなく、50・60代の人も来ていました。アニメキャラクターは幅広い年代にも愛されていることが分かり、少しホッとしている自分がいました。
一番印象に残った場面は、男性介護士さんの話ですかね~ 友人からあるマンガを紹介され、その登場キャラクターの影響を受けて、これまで勉強や仕事もせずヤンチャをして過ごしていた自分を改めてきっかけになったとのこと。このマンガに出会わなかったら、今の自分はないと言い切っていました。推しは必ずしも、生身の人間で必要は無いのですね。少しショックを受けました。
あと、中学1年の娘とともに、キャラクターグッズを買いに来ていた母親の話も印象に残りました。娘が推しているキャラクターの話を聞いているうちに、自分も好きになって一緒に推しになったとのこと。これは、まさに自分と同じだと… 名探偵コナンは娘がハマっていなければ、おそらく一生そのマンガを読んだり、テレビを観ることは無かったと思います。ましてや、鳥取まで聖地巡礼することも無かったでしょう。
娘のグッズコレクションを少し諦めムードでみていましたが、今後は何等かのエネルギーを娘に与えている貴重なものとして、好意的にみていきます。