■事実:えちご・くびき野100キロマラソンを10時間30分で完走した。
◆発見:トラブルには冷静に対処することが大事。
●教訓:まずは冷静!
★宣言:私は冷静に対処している人間です。

背景


まず結果は、10時間30分29秒で完走できました!そして、4年前の自己ベストの10時間33分50秒も更新するというおまけつき。今回は10月8日から豪州への出張を控えており(当初は重なってレースをキャンセルする可能性もありましたがそれは回避)、その準備で直前の1週間は普段より2〜3割増の残業を強いられました。また、前日の5日も15時からホテルにて電話会議に参加するというような状況。そのあたりの心労が重なってか、電話会議後から片頭痛が始まり食べれば収まるかと思い、予定通り18時ごろ夕食を食べました。ところが、全て吐く!!という状況になり(食中毒だったのかは不明です)、風呂にも入らず19時に床に就きました。その後2度ほど吐き、アラームで2時に目覚めた時はとりあえず片頭痛や胃の不快感も消えていてました。そして、用意していた朝食を普通に食べることができた(1/4位は残す)ので出走することにし、荷物の準備等を始めました。でも、ややふらつく感じは残り、極力無駄な体力を使わないようスタートまでは誰とも言葉を交わさず隅っこでじっと待機しました。一方、出走するにあたっては、とにかく「飲食することができなくなったら即リタイヤする」ことを決めました(食べ物は、全てのエイドで少量かつ消化のよいものを選んで食べる)。長丁場でかつ前日吐いてエネルギーは明らかに不足気味なので、レース中に飲み食いできなければ続行は不可能です。

そして、実際のレースでは天候は終始曇りで走るには絶好で、味方してくれました。また、最初のエイドで出てきたあんぱんを半分食べて、特に吐いたりせず食べれたので一安心で、20キロくらいになると意識もはっきりしてきてこれは完走できるかも!と目標が完走に変わりました。そして結局、最後のエイドまで飲食する元気を失わずゴールにたどり着きました。

トラブルが発生した時ほど落ち着いて、現状を把握してそれからどう対応していくのか。まさに普段仕事でやっていくことをレースに応用できたレースでした。