■事実:若者はなぜ3年で辞めるのかを読んだ。
◆発見:内なる動機に基づいて働くことが大事。
●教訓:内なる声に傾聴せよ!
★宣言:私はやりたい仕事をしている会社員です。

背景


売れている本です。売れている評判の本はあまり買わないのですが、土井英司さんの書評を見て読みたくなりました。

年功序列」がキーワード。ニートやフリーターが増えたのは若者だけに責任があるわけではない。年功序列という1本のレール上でしか働いて来なかった企業の中高年層が実際はニートやフリーターを生み出していた。

年功序列では職務(職種)でなく職能(年齢)で給料が支払われるため、中高年層は何とか自分の高い給料を確保したいがために安い賃金で若者を雇い人件費を削減しようとする。ツケが若者に回っているという状態です。派遣社員も同じような扱いです。

ただ、著者は年功序列を真っ向否定をしているわけではなく、安定でそこそこな生活を希望する人にはいい制度だと言ってます。ポイントは、年功序列(昭和的価値)の中で働くか自分の内なる動機(〜したい)に基づいて働くのか自分で「働く理由」をしっかりと選択!することだということです。

もちろん自分は後者を選択して今後の人生を過ごします。

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)