■事実:上司の「考えておく」は、考える気がないを読んだ。
◆発見:逆境逃れのポジティブ思考は責任放棄。
●教訓:逆境と向き合え!
★宣言:私は逆境を乗り越えている人間です。
背景
ずばりそのタイトルに惹かれ読みたいと思った本です。人は本音を簡単には口にしない。かと言って、本音はどうなのかと詮索(ウラ読み)するのも限界がある。そんなジレンマを周りの人との付き合いでよく感じます(一生付きまとう事でしょう、人間として生きていく限り)。コーチングやその他いろんな自己啓発的セミナーに参加して、大抵のことに対してポジティブに思考できる(解釈を変えれる)ようにはなりました。そんな状態の自分に、一石を投じる内容があったので紹介したいと思います。
会社の経営者が業績が落ちているにも関わらず現状と向き合いたくなくて、「そんなことは気にしない。ポジティブに行こう!」なんて言っている状況。プレッシャーや逆境逃れにポジティブ思考を利用していて、こういった考え方は実はポジティブとは正反対ではないか。
賛同するものがありました。「今現状がこんなまずい状況だが、こうすればそれを解決できる!」というような建設的な提案(考え)を創出することがポジティブ思考の本来意味するところなんでしょうね。
上司の「考えておく」は、考える気がない。―上司のホンネ・部下のウラ読み (WAC BUNKO)
- 作者: 渋谷昌三
- 出版社/メーカー: ワック
- 発売日: 2007/10/01
- メディア: 単行本
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