■事実:東京国際ブックフェアに初参加した。
◆発見:子供の興味と大人の意向は一致しない。
●教訓:意向と興味を近づけよ!
★宣言:私は子供に興味ある良書を与えている父親です。

背景


ここ2年ほど東京国際ブックフェアの無料招待券を取り寄せても参加していなかったのですが、今年は都内に引越したこともあり、昨日初参加してきました。感想をひと言で言うと、期待外れ。丸善なり紀伊国屋で本探しした方がよっぽど有意義といった場でした。読者ではなく本のバイヤー向けのフェアということを鑑みると、仕方ないですかね。

ところで、平野 啓一郎氏、田中 慎弥氏、柴崎 友香氏の3氏による読書推進セミナーにも参加しました。その中でモモが紹介され、平野さんが最近大人になって読み返しても、結局面白くないものだったと話してました。児童文学の名著と言われていても、万人に受けるものではない。あくまで推奨するのは大人の観点からであり、読者が面白いと感じるかどうかは別の話。子供への本選びに関して、考えるいい機会になりました。