◆日本人としての誇りを持つことが大事。

自身2つ目の百田尚樹作品である「海賊とよばれた男」の下巻を昨日、読み終えました。スペイン出張の暇つぶしの一つとして上巻を図書館から借りました。面白くなければ、上巻までで終わらせる予定でした。ところが、すごく面白くて早く下巻を読みたくなり、上巻を読み終えた後すぐに図書館に行きました。幸いにも下巻はそのまま棚にあったので、願いが通じたという感じでしょうか。

イランから日本に石油を運ぶ話は、本当に手に汗を握りました。タンカーがたどり着くだけでこれほどの歓迎を受けるのかというもの意外な内容でした。一方、國岡社長に対しては、日本魂みたいなものを凄く感じました。欧米から言われるままでなく、日本人としての誇りをもって彼らに対峙する。そんな店主(社長)にダメ出しされてもそれで腐ることなく逆に意気感じて、店主を喜ばせようとやり抜く社員の忠誠心。最近仕事をしていて忘れてたものを所々で思い出させてくれたそんな作品でした。