■事実:解雇された人の話を聞いた。
◆発見:愚痴を吐き切らせることも大事。
●教訓:立場を明確にして話を聞け!
★宣言:私は聞き上手です。

背景


最近同僚が解雇されたという話を友人のDさんから聞きました。その解雇された同僚は不満ばかり言っていて、かつ人のせいばかりにして責任はとらないという仕事ぶり。解雇されるべくしてされたという人。そんな同僚からDさんは相談を何回か受けたそうです。自分に似た体験があって色々同僚にコメントしてあげたのだけど、結局解雇という結果になったということでした。

人が相談に来る時は、大きく分けて二つあるんだと思います(どこかで似たことを見聞きしたことがある人もいると思いますが)。

1.とにかく聞いて欲しい
2.助言、意見などが欲しい

相手はどっちを求めているのか?を見極めることはとても大事だと感じます。さもないと、お互い不毛な時間になってしまう。今回のようなひたすら責任逃れや不満ばかり口にしている人は、間違いなく「1」を求めて相談に行っていると思います。

ただ自分の話(愚痴)を聞いて欲しい!

自分の初期の頃のコーチングセッションを思い出します。愚痴ばかり言って責任者の立場を取らない。でも、いい加減愚痴が尽きて来ると気づきます。「愚痴言っていても何も変わらないんだ」。

愚痴を聞き続けるのは辛いものですが、最後まで聞き通すと決めれば聞けるものです。愚痴を吐き切らせて内側をスッキリさせて身軽にさせることもやっぱり大事なことですよね。