■事実:竹中式マトリクス勉強法を読んだ。
◆発見:批判に代わる代替案を出すのが大事。
●教訓:批判で終わらせるな!
★宣言:私は提案者です。
竹中平蔵氏については好みが分かれるとは思います。自分はファンではありませんが、今後自分がスキルアップ(勉強)していきたいものの見直す目的で読んでみました。いくつか印象に残った内容がありました。その中で、第五章の「経済勉強法9の極意」に書いてあったことを紹介します。
政策に関わり数々バッシングを受ける中で、批判は次の3つに集約されるという結論に達したとのこと。
- コントラリアン型:とにかく異を唱える
- 永遠の真理型:長期的な視点に立て等のことしか言わない
- ラベルを貼る型:○○は政治を知らない等のレッテルを貼り問答無用にする
いわゆる評論家は批判するのが仕事だから、「いかに批判するか?」という視点でものを見がちなんでしょうね。自分も意識していないと、ついつい評論家モードに入ってしまうので注意します。
全体としては、他のビジネス書によく書いてあることが多く、ビジネス書を多読されている方には少し物足りない感じがあるかもしれないです。ただ、小泉元総理のことが随所に紹介されており、その辺りの内容はこの本ならではかなと思いました。
- 作者: 竹中平蔵
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2008/10
- メディア: 単行本
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