ムネリンに学ぶ

◆人を育成する喜びは、その人の成長する姿にある。

昨晩22時からNHK-BS1で放送された川﨑宗則(ムネリン)選手兼コーチの味全ドラゴンズ での活躍・苦悩を紹介したドキュメント(ザ・ヒューマン)、よかったですねー!!色々と学ぶことも多かったです。特に以下のくだり(記憶違いな部分は了承ください)が印象に残ってます。

後に続く選手(子供)に、この道の先輩として野球について色々教える義務が自分にはある。まず子供 には、野球の楽しさのみを教える。

最初ムネリンは、自分は人に教えるなんてとてもできない。コーチはすごい人と言っていました。でも、ウィンターリーグの終盤になると教えることの楽しさがわかってきて、来年もコーチとしての契約も継続しました。
そのムネリンの心境の変化について、「自分(ムネリン)が手をかけた子供が試合で結果を出す」ということを直に見ることができた、という体験が大きく影響しているのではと思いました。自分は前職でシニアマネージャーに昇格し一時期、部下を7人程度持って仕事をしていました。色々と思考錯誤しながら部下の育成に関わって行きましたが、なかなか部下が成長する姿を感じることができず、心身の疲労も限界に達したため転職することを選んでしまいました。現在、転職先では部下なし部長として比較的気楽に仕事をしてきていますが、今回のムネリンの番組を見てそれでキャリアを終えてはいけないと思い直しました。部下を付けてもらい一人前にして、活躍する姿を見る。そんなことも来年以降の仕事の目標に入れていこうと思います。

それはそれで、ムネリンが試合に出なくてもその裏ではコーチとして味全ドラゴンズを支えていることを思い浮かべながら、来年の台湾プロ野球watchしていきたいです。