稲羽の白兎、スサノヲ、ヤマタノヲロチ あなたは説明できますか

◆目的に応じて読み方を変えることが大事。

家族で4年前の夏に山陰(鳥取、島根)に旅行に行ってから、日本の神道により興味を持つようになりました(その時の訪問目的は娘が名探偵コナンのファンで、作者の青山剛昌さんのふるさと館に行くのが第一の目的でした)。特に出雲大社を2年前に初訪問して稲羽の白兎、スサノヲ、天照大神アマテラスオオミカミ)、ヤマタノヲロチ等を神社内で目や耳にしましたが、果たしてそれを人に説明できるかという???という状態でした。と言って旅行から戻って、それらが登場してくる古事記を一から読んでみようという気はなかなかおきませんでした。難しいそうという先入観が根底にありました。そんな中、本屋で朝日新書のコーナーをうろついているときに目にしたのが「読み解き古事記 神話篇」でした。これなら最後まで読み進められそうかなと思い、即購入を決めました。まだ1回目を読み終えた段階ですが、上記の登場人物(動物)の正体みたいなものが、ようやく!おぼろげながらわかりました。古事記への興味が増したので、さらに理解を深めるために2回目に突入予定です。
ところで、今回はじっくりと本の内容を自分の中に落とし込みたいので、専門書を読む時のようにフォトリーディングはせず1日30分から1時間はこの読書のために時間を割いて、1週間で読み終えました。三谷宏治さんの「戦略読書」を読んで、何が何でもフォトリーディングをする必要はないと改めて思い直し、読み方(関わり方)を変えました。自分の中に基礎がなく基礎を固めたい内容であれば、理解できるまで熟読するしかない。ただ、読み進めて興味が持てない、気に入らない時はサヨウナラする思い切りが大事で、その読書に使う時間の方がもったいない。分野はもちろんですが、読み方も読書の目的に応じて今後も使いわけていきます。