◆今日の発見:読書は本来楽しいものである。

カッコウの卵は誰のもの」を先週の北陸出張の移動時間を利用して読み始め、今日完読しました。飛行機移動の際は離着陸の時に電子機器をオフにする必要があり、その間暇を持て余すので読書することにしています。今回の出張は東野さんのこの作品が旅のお伴になりました。東野作品をたくさん読んでいる人から見るとちょっと物足りない感じも否めないかもしれませんが、東野作品を毎年1〜2つ読むくらいの自分にとっては十分楽しめる内容でした。自分も娘を持つ父親なので、その辺で物語の中に入り込みやすかったのかもしれません。カッコウの卵の意味するところが段々とわかってきて、最後のページ出てくる「カッコウの雛に罪はない」は一番心に残る行でした。

昨年からこなす読書だけではなく、楽しむ読書もしようと決めて小説を最低月1冊ペースで読むようにしてます。今年はこれで3冊目です。今後も読んだ小説については随時ブログにアップしていきます。

カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫)

カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫)