◆全ての人間関係は親子関係が基本。

今の会社への転職活動中の暇な時間にガリレオシリーズを読んで以来、東野圭吾さんは毎年1冊以上は読むようになりました。同じ理系出身の人間として、応援したいという気持ちからです。今年の1冊目としては真夏の方程式を選び、映画とテレビ両方とも見ていなかったので、全くネタはわからずに読み始めました。「カッコウの卵は誰のもの」を以前読んでいたので、読み進めて行くうちに成美(旅館の娘)の出生については、割りと早い段階で読み解けました。一方で、小学生の恭平が犯行に一役かっていたことは最後まで読まないとわかりませんでした。

ところで、世間知らずでよくわからないところなのですが、血のつながりの無い親子はこの世の中にたくさんいるものなのでしょうか。生みの親より育ての親といっても、やはり真実を知ると、そのことは人を殺すほど動機付けになるものなのでしょうか。

とにかく、周りの人との関係は親との関係がベースになると聞いてます。自分の娘もいろんな人とこれから出会って行くわけですが、娘がいい人間関係が築けるよう、しっかりとサポートして行きたいと思います。

真夏の方程式 (文春文庫)

真夏の方程式 (文春文庫)