◆時には下方修正することも大事。

柴又100k、終わりました。結果は11時間17分と目標の10時間には遠く及ばない結果でしたが、日の入り前に完走できてホッとしているというのが正直な感想です。先週は週始めから残業せざるを得ない状況で、直前1週間前というもののいつも以上の残業。加えて、100kだからフルのようなキッチリとした調整はしなくても何とかなるだろうとの少し甘く考えていました。

スタート時は小雨で、走るにはちょうどよいくもり空。周りにも少し連れられて、予定した6分/kを切るペースで20キロまで走行しました。その後、太陽が出て暑くなってきたこともあって、ペースダウンして6分/kを少し超えるペースにして50キロのレストステーションまで行きました。ここまでは順調。でも、60キロ以降は段々と脚が重くなってきて、70キロ以降は地獄絵図でした。向かい風に加えて、容赦なく照り付ける太陽にせいで熱中症気味になり、ペースも7分/kを保つことができなくなっていました。エイドステーションで頭からの水かぶり(アイシング)をほぼ毎回繰り返して体を冷やし、歩くことはせずに何とかその後の30キロを走行。最後の10キロは、本当に1キロ1キロが長かったです。

フルのサブスリーと同様、100kのサブテンも達成できておらず、今回の柴又はコース的にフラットで記録が狙いやすいということもあり少し自分に期待はしていました。でも、4月から始めた準備は期間としては少なく、かつ直前1週間の体調を考慮すると、11時間前後での完走に下方修正した方が楽しめるレースになったのではと思っています。記録を狙うにふさわしい準備ができた時に自己ベストは挑戦すべきであり、不本意ながら相応の準備ができなかったときは、楽しみ優先でレースを組み立てた方がいいですね。