◆決断の正しさを証明するのは自分。

今年最後の大晦日は家籠りの一日でした。午前中は年内に片づけたい仕事があったので、それを完了させることに全力を注ぎました。その反動と外の寒さもあって、気分転換にランチで外に出ることもせず、レトルトのカレーを食べた後の午後は面白そうなテレビもなかったので箱根駅伝の動画を観たりして過ごしました。そんな中、本日の唯一楽しみにしていたのが、鳥谷と青木の同世代対談(BS-NHK、18時)でした。色々と印象に残るシーンがありましたが、一番は大リーグ挑戦に関しての話題でした。青木は自分の夢を優先して大リーグへの挑戦を決め、鳥谷は夢と現実を天秤にかけながら、結局阪神の残留を決めた。その後は二人とも決めたことに関して、周りにとやかく言われないように、その正しさを証明すべく結果を出すことに注力した。

その話を聞く中で、二人と同時期の37歳で転職に踏み切ったことを思い出しました。その当時は35歳説があって、35歳を超えると転職が難しくなるというのが常識としてありました。でも、その時の仕事にやり切った感があり、新たな挑戦がしたくて13年過ごした会社を出ました。そして、その後の10年を今振り返ると、自分も自分の決断が正しかったことを周りに示すために頑張ってきたのかなという気がします。

今の自分は定年(60歳)までのあと10年強の時間を薬に関わる仕事で全うすることを決めていますが、今の会社でそれを貫くかどうかは微妙な心境です。ただ間違いなく言えることは、転職することを選べば、自分の決断の正しさを証明するためにひたすら頑張る自分が想像できるということです。