◆9年もやればその道の基盤はできている。

今年2回目の海外出張となる台湾(台南)に先月11月27日から4泊5日で行ってきました。台湾は中国本土とはまた違った雰囲気で、日本のセブンイレブンやファミマがいたるところにあり、海外にいながら日本で生活している感じがありました。これまで行った国の中で居心地としては一番よく、また来てみたいと感じる国でした。

その台湾の訪問先で色んな人と触れ合う中で、定年までのあと10年強のキャリアをどこでどのように築いていくか強く考えるようになりました。45歳ぐらいから定年後の生活準備を始めるべきとのことが以前読んだ本に書いてあって、ずっと頭の片隅に残っていました。そして、気がつくと先月で48歳。今年の5月からシニアマネージャーになり正式に部下持ちで仕事をしていますが、実務の大変さがわかる分、部下には仕事を任し切ることができず、自分で片づけてしまうことが度々。土日のどっちかは半日仕事をするという状態はシニアマネージャーになる前から3年近く続き、それほどまでに自分の時間を費やすような仕事なのかと頭をよぎります。あと余命が1日でこの仕事を続けますかといわれると、答えはNo。でも、ここまでやって来たら、最後まで薬に携わる仕事をずっとしていきたいという思いもあり。

来年6月で今の会社に転職して9年が経ちます。9年もやれば次の転職先でも通用するキャリアは十分形成できていると思います。転職するにしても、次に行くところを自分の集大成にする覚悟で臨みます。