サブスリーへの拘り

◆何かを決めると頭の中が明瞭になる。

今年は、ドーピングの勉強に加えてもう一つ本気で取り組もうと決めたものがあります。それは、ランニング(マラソン)です。3年前(2019年4月)にナイキの厚底(ズームフライ)をためし履きした際に股関節を痛め、それ以降半年間はなかなか満足な練習ができませんでした。意を決して薄底に戻して、練習を重ねたものの痛める前のレベルに走力が戻らず凹んでいました。そこにコロナのパンデミックが起こり、ますますランニングに対するモチベーションが下がり練習のための練習をしている感じが2年ほど続きました。
そんな中、正月休みに「みやすのんき」さんの本を読み、心の内側に炎が灯りました。最終的にみやすさんがナイキの厚底を履き、つくばマラソンで見事エイジシュートを達成するまでを描いた本です。その時のみやすさんの年齢(56歳)を考えると、自分はまだサブスリーを諦める年齢ではない、というふうに気持ちが変わりました。心機一転、ランニングに関して再勉強してサブスリーに挑戦しようという気がふつふつと湧いてきました。
とは言え、今日のニッポンランナーズ柏での練習会でも感じましたが、キロ4分15秒のサブスリーペースが厚底を履いていたとしても楽には出ない現状です。加齢に抗ってどこまで自分を追い込めるのか…。自分のモチベーションにもやはり限界はあると思ったので、四捨五入して50歳となる54歳まではサブスリーを目指して練習することも決めました。55歳以降は別の目的をランニングに対して考えることにします。そう決めたら、自分の内側がスッキリしてランニングに対するモヤモヤした感情が無くなりました。
とりあえず、来週は荒川河川敷のミニレースで30キロを走ります。ここでサブスリーペースにどの程度の余裕度を感じるかを確認します。ここからリスタートです。