中森明菜 かわいさとかっこ良さ

◆相反するものが同居することがある。

7月9日にNHKの地上波で放送された中森明菜の伝説コンサート(’89 EAST LIVE)をオンタイムで観れなかったので、NHKプラスで観ました。1回では感動?がおさまらず、2回観てしまいました。前回ブログにアップした「トップガン マーベリック」に負けず劣らずの懐かしさがあり、最初のTATTOOからシビれました。このコンサートのCDは持っていて何度も聴いたことはあったのですが、映像で観るのは今回が初めてでした。改めて、シングルだけでコンサート全体を構成できてしまう歌手・アイドル 中森明菜の偉大さ?に感動しました。今はピン(ソロ)でこれだけの人を集めることができるアイドルは、いないと思います。そして、そのすべての曲に関して歌詞を覚えていて、かつ振り付けもしっかりとしていて、プロの仕事とはこういうものだ!ということも感じました。
そんな中、中森明菜の見せる表情にかわいさを感じる瞬間もあれば、颯爽と歌い抜く姿にかっこ良さも感じたのが個人的に面白い体験でした。中森明菜は、この相反する2つが同居する歌手だったのか…。小学校高学年の時はよくベストテンとかトップテンなどの歌番組を観ていましたが、アイドルとして売り出していたこともあり、かわいさしか印象に残っていませんでした。
とにかく、今回は久しぶりにNHKに対して放送してくれてありがとう、という気持ちになりました。