◆プロ野球だけが大人の野球ではない。
数年前から観戦するようになったものの一つに、都市対抗野球があります。色々とその背景はあります。
１）文京区の広報（新聞の広告に入ってくる）の一つに、外野席の無料招待券がついてくる（その広報を持って行くと無料で入場可）。
２）文京区のケーブルテレビで全試合放送される（今はネット配信もされるようになりましたが…）。
３）池井戸潤さんの作品でルーズベルトゲームを読んで、社会人野球への興味が湧いた。
プロ野球のハイレベルなプレーや高校野球のひたむきに白球を追いかける姿もいいのですが、同じ社会人としてその陰に自分の人生をかけて望む姿が感じられる社会人野球に魅力を覚えます。自分の勤めている会社が野球チームを持っていて、都市対抗に出場したら間違いなくスタンドで応援に行きますね。外野から観ていると、あの賑やかな応援席に加わりたいと常々感じます。
どこが強いとか優勝するというところに興味はなく、全てのチームの選手の生い立ちがむしろ気になります。野球の名門高校や大学を出てこの年齢なら、プロを目指して今は懸命に取り組んでいるのかなーとか、この年齢でここで野球をやっているならプロは諦めていて、そろそろ次の人生のことを考えているのかなーとか…。あと、最近は解雇されたプロ野球選手が社会人野球でもやれるようになっているので、その姿が見れるのも楽しみの一つになっています。
プロ野球はプロ野球で毎年一喜一憂して観ていますが、上記のような視点で観る社会人野球も結構好きです。
