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■事実：伊坂幸太郎の本を読んだ。
◆発見：物語は記憶に残る。
●教訓：物語にして話せ！
★宣言：私は物語を語っている人間です。

背景

ビジネス本を読むのに少し飽きたので久しぶりに小説を読みました。日経新聞の広告欄に伊坂さんが紹介されていて、同じ東北大出身で年齢も近いという理由のみで読んでみようと思いました。

読んだのは「魔王」と「あるキング」。野球好きなのでプロ野球を題材にした「あるキング」をまず読みたいと思いました。そして、自宅近くの図書館に行って物色した時に目に止まった「魔王」も読んでみることにしました。

両方とも2日で読み切ったのですが、読み終えてすごく面白かった！という感じにはならなかったです。物語の中には入り込んでは行きましたが…。でも、2冊読んだだけで作家を評価するのは失礼かなと思います。

あと、小説を久しぶりに読んで感じたのは、読み終えた後の記憶の残り具合です。ビジネス書は読み終えた時にその本に関して記憶があまり残ってなくて、はて何がこの本には書いてあったかなー？という事がよくあります（フォトリーディングを学ぶ前は特に）。一方で、今回の2冊はしっかりと脳裏に焼きついた感じがあります。おそらく、物語の中に入り込んで、しっかりと光景が描けていたからだと思います。

「人に何かをスピーチする時は、物語風に話す」ということを改めて肝に銘じます。

あるキング

魔王