◆一つ一つ段階を踏んで進んでいくことが大事。

普通に生活できる有難さを感じた1週間でした。月曜日の午後から妙な寒気が走り出し、夕方にはその寒気で手先もしびれてきました。18時ごろに退社して病院には寄らず帰宅し、熱をはかると38.6度!。38度を超えたのは10数年ぶりでした。すぐに布団に潜り込み寒気は治まりましたが、高熱で頭がガンガンしていて、熱さまシートをわきの下と股関節の計4か所に貼りつけて寝ました。もちろん気休め程度なので、熱は下がらず、翌日の午前に必死の思いでかかりつけの医院に行くと何と休診!。探し回る気力体力も無かったことから数メートル隣の内科に入りました。予想通りご年配のいかにもやぶ医者といった先生で、血圧と問診等の簡単な診察で「単なる風邪」と診断され、痛み止めと抗生剤に加えて、熱さましが処方されました。その薬を飲んで、その日の夕方には37度前半に下がり、翌朝も引き続き37度前半だったので、そのまま自宅で療養することにしました。それがまずかったようで、夕方になると38度に上昇し、これは普通の風邪ではないと思いました。引き続き食欲はなく、ポカリとゼリー飲料でエネルギー補給しました。深夜からは頭痛が激しくなり、30分寝ては起きるの繰り返し。この頃が一番きつい時でした。木曜日も会社を休みレントゲンの取れる医院に行ったところ、予想通り肺炎と診断されました。先月娘がマイコプラズマ肺炎にかかって似た症状だったので、確信がありました。抗生剤を点滴してもらい、それでスパッと回復すると思ったらそうはいかず、翌朝も38度を示し頭痛も継続。結局、人生初の病欠4連休となりました。金曜日も再び抗生剤の点滴を受けて、体のきつさが減り昼寝せず日中を過ごすことができました。土曜日の朝には熱も36度に治まり、食事もおかゆとみそ汁の内容からようやく脱することができました。そして、今日も朝から平熱で、日中は散歩に出ることもできました。

木曜日に点滴を受けてからは、一つ一つ回復に向かって進むという感じでした。昼寝せず日中を過ごす、テレビを座ってみる、歯ごたえのある食事がとれる、ストレッチができる等の普段の生活でできていることを一つ一つ目標に過ごしました。

肺炎にはもうなりたくありませんが、おかげで病気やケガになったときは、普段の生活でできていることを一つ一つクリアにすることがモチベーションになるのだということに気づきました。この考えは色んな分野に応用できると思いました。