◆その時の自分の全てを出し切ることが大事。

先週に続いて金さんの100kマラソン挑戦の様子をランスマで観ました。50歳代になってもサブスリーを達成している金さんなので、遅くとも10時間台ではフィニッシュするのかと思っていたら、制限時間(14時間)の30分前でのゴール。途中マメが潰れて痛そうにしている金さんの姿も意外な感じがありました。でも、ゴール後の金さんは最後まで歩かずに走り切ったことにすごく満足していて、その姿は何か胸を打つものがありました。サロマで100kを初完走した39歳の頃と比べて体力は落ちているかもしれないが、人間としての成長を感じることができた、というコメントはとても印象に残りました。

自分も最近練習をしていて、疲れ知らずで走るたびにタイムが伸びていた30代後半の頃と比べると、明らかな体力の低下を感じます。疲労の抜けが遅いのはもちろん、体がなかなか温まらず15分から20分走ってようやく軽くなってきます。キロ4分ペースも体調がイマイチだと、20キロ走り切るのがやっと。でも、今日の金さんの姿をみて、その時の自分の全てを出し切ることにすごく価値があり、その姿は人に必ず伝わるものだと思いました。