人の成長はどこにある

◆成長は、もがき苦しんだ先にある。

2月21日に別部署に異動して、2週間ちょっと経過しました。3月3日までは予め決まっていた研修への参加、デスクのある建物の工事に伴う在宅勤務、有休などがあり、1週間通して新しい職場のデスクで過ごしたのは、実質先週が初めて。正直このままのペースでやれるのかという不安の方が、大きくなってます。仕事自体は前の職場よりも、これまでの自分のキャリアを生かせることができて、やりがいを感じています。反面、精神的なストレスも増し、睡眠時間は変化ないものの疲れが取れず、早朝ジョギングに行くにも、やっとこベッドから起きるような感じです。頭の緊張状態が続いていて、前々の会社での仕事で常態化していた体調です。黄色信号がすでに出ている感じなので、今週も続くようなら何らか対策を打ちます。
そんな中、先週の金曜日に、上司から採用面接の候補者4名について、コメントを求められました。うち1名は、5年前にも応募してきて、結局何をしたいのか、わからなかったので、1次面接で落としたとのこと。今回の経歴書を見ると、今の会社での5年間で色々とスキルを身に着け、表彰もされてます。ただ、気になったのは他の候補者と比較して、スキルリストがやたらと多かったです。これだけ書いてあると、誰かのサポートとして少しやったことも、さも自分が主体的にやったように書いている、いわゆる盛った内容という印象を受けました。
自分は昭和の人間なので、本当の成長はもがき苦しんだ先に得られるもの、という考えの持ち主です。得意分野だけにひたすら集中し、苦手なものには一切目を向けない。それはそれで、一つの考え方。でも、逆境が訪れた時、それを乗り越えられるのか。組織の中で仕事をする以上、順風の中でのみ仕事をすることはできない。先方が面談を受け入れた時は、その辺りをじっくりとヒアリングしたいと思います。