星新一作品 初めて読む

◆人間の欲望は、いつの時代も変わらない。

本日は三郷ハーフマラソン(1時間26分で完走)を走ってきたので、そのことを書こうとも思いましたが、ランニングネタが続いているので、昨日読み切った星新一さんの小説についてアップすることにしました。星新一さん自体の存在は知っていましたが、作品を手にとって読む気にはならず、現在に至りました。そんな中、昨年、鈴木保奈美さんのTV番組(あの本、読みました?)で、星さん特集が放映。それをきっかけに何か星作品を一つ読んでみようと、図書館へ行きました。すると、その数に圧倒! こんなに作品を出していたのかーと言った感じで、どれを選んでよいか迷うほどでした。とにかくパラパラをページをめくり、何となく選んだのが、今回読了した「ご依頼の件」。全てのショート作品を自分の中に落とし込むことはできなかったのですが、そのブラックな終わり方に、ハマる人がいるのが
わかりました。そのブラックさは、笑ゥせぇるすまんの喪黒福造を彷彿とさせました。図書館に本を返してしまったので、具体的にどの作品が一番印象に残ったかを紹介するのが難しいのですが、記憶に新しいところとして、それぞれ悩みを抱えた4人家族が不意の事故で全員死ぬ話とか、公園にいた無職の男(いい人)と話をするうちに、自分もその男のようになってしまう話とか… 上げだすとキリがないですね。(笑)
年に1回は、必ず読む作家の一人に、星新一さんが加わりました。