いまさらでも問題なし

◆それを知れば手を出せる。

仕事で海外の会社からITセキュリティの体制を整えることが取引するための要件として出されました。重要案件であり、しかも来年の3月までに整備することが必須になってます。そのプロジェクトに係わることになり、そこでの話について行けるようにすることと最近のIT常識について頭を整理するために本屋で偶然目にした「いまさら聞けないITの常識」を読むことにしました。日経パソコンを20年近く購読していて最低限のITスキルは保っているとの自負があります。一方で、ITについてはそれほど極めたい(突っ込みたい)とは思っていません。あくまで自分にとっては生活を便利にするツールの一つです。基本的にリアルな世界が好き人間なので、オンライン(ネット)上で色々と取り組むことにはさほどの興味はありません。
ところで、この本を読み終えてアルゴリズムプロトコル、プログラミングなど、いざ人から聞かれるとそれは何かと答えることができない用語に関してかなり理解が深まりました。そんな中「人は知らないことには手を出しくい」という件が、とても自分の心に突き刺さりました。多くの経営者は色々便利なITツールがあるものの自分の会社にそれを導入していないのは、その人がITツールを理解できない(勉強不足である)が要因とのこと。この件を見て、50歳を手前にして顔見知りのいない所(アウェーな所)に行くことに億劫になり始めた自分を思い起こしました。1年前からバードウォッチングを始めようと思ったのも、そんな自分にブレーキをかけたいとの意図があります。知ろうとする思いや行動が第一歩になる、このブログのタイトル「やるからできるようになる」にも通じる考え方ですね。